鬼太郎を助けるため傷を負った父は、それを癒やす際、記憶が損なわれ、水木のことを忘れてしまう。それを聞いた水木はショックを受けるものの、父を愛していながら、近頃にわかに強くなってきた父からの熱烈な想いにこたえられずにいたため、これでよかったのだと思おうとする。
一方、責任を感じた鬼太郎は、父から離れようとする水木と父を会わせ、思い出してもらおうと努める。
父はあまり人間が好きではなく、誰かと友人付き合いなど望んでいないのだが、何かを感じたのか、水木のもとへかよいつめる。あまりに熱心な父と距離をとりたいと思いながら、結局水木は拒むことができず…。
※父は人型です。
※時代は現代です。水木は長生きです。
※ちゃんと思い出します。ハピエンです。
日下部志乃様が紡ぎ出す、両片思いな父水のハピエンな小説が到着しました♪
記憶を失っているのにもかかわらず、水木へ愛を伝える父の気持ちが温かく、胸を打ちます!!
情熱的な父を前に、揺れ動く水木の心情が繊細に表現されていて、心を動かします。
水木の大切な人は父であることを本人が忘れている事実が切なく、二人の再構築に惹き込まれる一冊です。
サークル名 | 空色のねこ (作品数:30) |
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作家名 | 日下部志乃 |
ジャンル | ゲゲゲの鬼太郎 |
カップリング | 鬼太郎の父×水木 |
発行日 | 2024/07/21 |
版型・メディア | A5 |
総ページ数・CG数・曲数 | 132 |
作品種別 | 18禁 |