神様、妖怪、超能力、サンタクロース、etc……。
そんなものが現実にいないことなど、十を数える頃には皆知っている。
夢は夢のままではいられない。大人になるにつれ、その事実に人は気付いていく。夢の中に夢を見ても、現実の中に夢を見ても、それは結局同じ淘汰の道を辿る。
認知的不協和。気付いたなら、変えるべきは己か、それともその事実か。人は皆、右へと折れる。
星と月が見せる夢は続いている。あの日の出来事に囚われたまま、少女はずっと夢を見ている。そして、その夢が現実に飲まれようとしたとき、出会うは同じ、夢を見る少女。
果たして、少女の目覚めはどちらへ傾くのか――。
全286ページ。内、口絵2枚。挿絵3枚。夢を捨てきれない少女と、ある特異な能力を持った少女の出会いの物語です。
サークル名 | 流星ノ空 (作品数:2) |
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作家名 |
空星ながれ ふーかでぃあ |
発行日 | 2016/2/27 |
版型・メディア | |
作品種別 | 一般向け |
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