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特典
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ローカル線の車窓は、日常では味わえない穏やかな感情を呼び起こす。揺れる列車の中で窓の外を眺めると、田園や海、山々が静かに流れ、心に小さな安らぎを与える。
どの写真も、異なる表情で心に語りかける。雪に輝く信濃川の流れ、美祢線の線路に架かる独特な水路、食品サンプルを乗せて走る気動車のユーモラスな光景、伊予灘に沈む夕日の柔らかな光。これらは有名な観光地ではない。ただのローカル線の車窓だ。しかし、その素朴な美しさが心を軽くし、懐かしい記憶や知らない土地への憧れを呼び起こす。九州の山間を縫う単行列車、関西の田んぼを走る列車、北陸の海辺を寄り添う線路。全国を旅して撮影したこれらの景色は、筆者がカメラを手に感じた空気や音を閉じ込めている。
サークル名 | 東相模原研 (作品数:28) |
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作家名 | みっぱら |
ジャンル | 旅行 , 鉄道 |
発行日 | 2025/05/18 |
版型・メディア | A5 |
総ページ数・CG数・曲数 | 28 |
イベント | 文学フリマ東京40 |
作品種別 | 一般向け |