秘封倶楽部の在り方を見つめ直す短編集「秘々封々」第三弾。
異なる色彩を帯びた物語を五編収録。
遍在する秘封倶楽部は、様々な彩りに触れ、何色に染まる?
『色彩を失った古都』
平和な京都の街に突如、怪現象が襲いかかる。
視界から色が消えるという異常事態に、人々は戸惑い、恐怖する。
メリーもまた、恐れ、震えていた。
自らの視界は、正常だったから。
『Silent Blue』
阿求から渡された、未解決資料。
それは、未来に秘封倶楽部が存在するという証拠だった。
真実を知るために、菫子は八雲紫と対峙する。
『Maedchen(寄稿:はわ男)』
進路で悩むメリーのもとに、外見が酷似している妖怪、八雲紫が現れる。
「あなたは特別よ」と囁く紫に対し、メリーは想いを寄せていくが……。
『怪談、或いは私の妖怪退治譚』
宴会の席。無茶振りされた菫子は、ある体験談を披露する。
しかしそれは、彼女にとって不都合な事実を浮かび上がらせて。
『色を喪った私』
メリーと離別してから五年。
社会人となった蓮子は、仕事のために京都に赴く。
今までずっと避けてきた古都は、酷く色褪せて見えて。
そんな彼女の前に、鮮やかな色を纏ったメリーの幻覚が現れる。
サークル名 | 一言芳恩社 (作品数:20) |
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作家名 |
東風谷アオイ ウサホリ , はわ男 |
ジャンル | 東方Project , 秘封倶楽部 |
発行日 | 2021/09/20 |
版型・メディア | 文庫 |
総ページ数・CG数・曲数 | 228 |
イベント | 科学世紀のカフェテラス |
作品種別 | 一般向け |